9月19日(月祝)、明治神宮外苑軟式野球場において東京会厚生部主催ソフトボール大会が開催されました。
試合前のアップでは、インストラクターでもある玉生先生のヨガ指導があり、全選手が筋肉を隅々までほぐし万全な状態で試合に入ることができました。玉生先生、有難うございました。
1回戦の相手はお隣の大田ウィングス。これを迎え撃つ我が品川ブラックヘッズは亡き浩三先生への思いを込めた喪章を付け、考え得る最強の布陣を敷き必勝態勢でこの戦いに臨みました。が、結果は3対10で敗戦。試合後は各選手言葉を失いただ茫然と立ち尽くすのみ。品川リーグへの参加など入念に準備を重ねて来ただけに、腰から砕け落ちるようなショックがありました。
その後、敗者同士の練習試合があり江戸川バッカスと対戦。1点リードでの最終回の守備、2アウト満塁の大ピンチでは今やお約束とも成りつつあるレフト佐藤先生のスーパーキャッチにより、今年度の大会を終了いたしました。
場所を昼でも営業中の五反田磯丸水産に移し、反省会を兼ねた飲み会では各所からバッティングフォーム改造や守備位置の修正などが負けた直後にも拘らず口をつき、気持ちが折れていないメンバーにとても頼もしさを感じました。
さて、大会が終了し数日が経過いたしました。今思うことは、スタメンオーダーにしろ我々はあまりに勝利にこだわり過ぎていたのではないか?ゲーム中、息苦しいほどの重圧を感じていたのは私だけでしょうか?スポーツは多面的です。今のブラックヘッズがある一方向に偏っているのであれば、まさかの初戦敗退のこの時こそ、チームの基本的なあるべき姿をみんなで決めていきませんか?
窓の外では、騒がしいほどだったセミの声が今は聞こえてきません。本来なら9月後半で残暑厳しい時期のはずですが、今日はとても過ごし易く穏やかに時間が流れています。自然に肩の力がすーっと抜けていくような、そんな不思議な感じがしています。
キャプテン 大野容充
写真:高野奈々